ソファで後悔する理由

ソファの読み物

ソファで後悔する理由

後悔の中身は、形ごとに違います

立ち上がれない。圧迫感がある。掃除しにくい。模様替えができない。

ソファの後悔として語られることは、選んだ形によって、まったく違います。そして原因のほとんどは、好みではなく構造にあります。

00 INTRODUCTION

後悔の中身は、形で違う

ソファの後悔を調べると、立ち上がれない、腰が痛い、掃除しにくい、模様替えができない、といった言葉が並びます。

並べて読むと同じ悩みに見えますが、実際には選んだ形ごとに、起きることが違います。ローソファで起きることと、ハイバックで起きることは別です。

形ごとに分けて見ていきます。

判断材料

後悔は好みの問題ではない。座面の高さ、背の高さ、可動部、向きの固定。どれも買う前に分かる構造の話。

リビングに置かれた一枚板ソファ
01 OVERVIEW

形ごとに、起きることが違う

よく語られる後悔を、形ごとに並べます。

形後悔原因
ローソファ立ち上がれない座面の沈み込み
ハイバック部屋が狭く見える背もたれの高さ
リクライニング壁から離す・止まる可動部と後ろの余白
コーナー模様替えできない向きが決まる形
形を問わず座面が沈む替えられない構造

原因の欄を見てください。すべて、買う前に確かめられる構造の話です。好みで決まっているものは一つもありません。

座面の低い一枚板ソファ
02 LOW SOFA

ローソファ|立ち上がれない

低いソファで最も多い後悔です。ただし原因は、低さそのものではありません。

立ち上がるとき、人は足首より後ろに体重を移し、膝を伸ばして立ちます。座面が沈み込むと、この動きの起点が下がり、腰と膝で体を持ち上げることになります。低いから立てないのではなく、沈むから立てない。

同じ座面の高さでも、沈み込みの少ないソファは、すっと立てます。確かめ方は単純で、実際に座って立つのを三度繰り返すことです。

見るべきは、カタログの座面高ではありません。座ったときに、そこから何cm沈むかです。この数字はどこにも書かれていないので、座って確かめるしかありません。

背の低い一枚板ソファのあるリビング
03 HIGH BACK

ハイバック|部屋が狭く見える

頭まで預けられる背もたれは、座り心地としては快適です。後悔として語られるのは、置いたあとの見え方のほうです。

背が高いソファは、部屋の中に壁をもう一枚作ります。奥の景色が切れ、視線が止まります。とくに部屋の中央に置くと、空間が二つに割れて見えます。

もうひとつは掃除です。背が高く重いソファは動かしにくく、後ろに埃がたまります。

判断材料

壁につけるなら高い背もたれでよい。部屋の中に置くなら、視線が越えられる高さに抑える。

可動部を持たない一枚板ソファ
04 RECLINER

リクライニング|壁から離す

倒すための余白が要ります。壁にぴったり付けられず、前後に想定より場所を取ります。買ったあとで気づくと、置き場所ごと考え直すことになります。

もうひとつは、動く部分があることです。可動部は、いつか動かなくなります。電動であれば、なおさら部品と電源の問題が残ります。

ソファ本体はまだ使えるのに、機構が止まったから買い替える。これがこの形の後悔です。

動く部分が多いほど、寿命は短いところに引きずられます。ソファの寿命は、いちばん先に壊れる部品で決まります。

向きを選ばない直線形の一枚板ソファ
05 CORNER

コーナー・カウチ|向きが決まる

L字の形は、置ける向きが決まります。右側に足を伸ばす形を選べば、その部屋では右にしか置けません。

引っ越し、模様替え、家族構成の変化。暮らしは動きますが、L字は動けません。

広さの割に座れる人数が増えないことも、あとから気づきます。足を伸ばす部分は、人が並んで座る場所にはならないためです。

判断材料

10年のあいだ、同じ向きで置き続けられるか。答えられないなら、向きの決まらない形を選ぶ。

沈み込みの浅い座面
06 POSTURE

腰が痛いのは、沈み方

座って腰が痛くなるのは、柔らかすぎることが多くの原因です。

深く沈むと骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まります。この姿勢を長く続けると腰に負担が集まります。沈み込みの浅いソファのほうが、結果として楽に座れることがあります。

硬い=座り心地が悪い、ではありません。沈まないことは、支えられていることです。

脚のある一枚板ソファの足元
07 DUST

掃除しにくいのは、脚の高さ

床に直接置く形のソファは、下に手も掃除機も入りません。動かすほかありませんが、重いソファは動きません。

脚があり、床とのあいだに手が入る高さがあれば、この後悔は起きません。

当社のソファは脚の高さが15cmあります。下に掃除機が入り、床が見えるぶん圧迫感も出ません。

交換できる座面クッション
08 THE LAST ONE

最後の後悔は、捨てること

形の後悔は、住んでいるうちに慣れます。慣れないのは、まだ使えるのに捨てるときです。

座面が沈んだ。張り地が擦れた。骨格は無事なのに、そこだけを直せない作りだから、全部を買い替えることになる。

これはどの形にも起きます。そして買う前に、いちばん確かめられていないところです。

一枚板を用いた背もたれと肘掛け
09 KIDO MEIMOKU

後悔の形を、外しました

当社のソファは、背もたれと肘掛けに一枚板の天然木を使っています。座面はウレタンクッション、脚は木製です。

座面の高さは全商品36cm、脚の高さは15cm。低い座面ですが、床に置く形ではありません。下に手が入り、立ち上がるときの起点も残ります。

L字はありません。可動部もありません。向きが決まらず、壊れる部品もない形です。

座面クッションは中材の交換に対応し、木部は再研磨と再塗装で戻せます。ご購入から1年以内であれば修理費は無償です(お送りいただく際の配送費のみご負担いただきます)。

形で後悔しないための答えは、機能を足すことではありませんでした。後悔の原因になる形を、持たないことでした。

座って、立ってみる

沈み方も、立ちやすさも、写真では分かりません。三度座って立てば、その場で分かります。

愛知県の津島店・長久手店に置いています。遠方の方には、オンラインでのご相談も承っています。

ご来店の前にご希望の一枚をお伝えいただければ、その板をご用意してお待ちします。

ローソファで後悔する理由は何ですか?

いちばん多いのは、立ち上がりにくいことです。ただし原因は座面の低さそのものではなく、座ったときの沈み込みです。深く沈むほど、立ち上がる動きの起点が下がります。

同じ高さでも沈み込みの浅いソファは楽に立てます。座って三度立ってみると分かります。

ハイバックソファはやめたほうがよいですか?

壁につけて使うのであれば問題ありません。後悔として語られるのは、部屋の中央に置いたときに視線が止まり、空間が二つに割れて見えることです。

背が高いソファは重く動かしにくいため、後ろの掃除がしにくい点も併せてご確認ください。

リクライニングソファの後悔とは何ですか?

倒すための余白が要るため、壁にぴったり付けられないことです。想定より前後に場所を取ります。

もうひとつは可動部です。ソファ本体はまだ使えるのに、機構が動かなくなって買い替える。動く部分が多いほど、寿命は先に壊れる部品に引きずられます。

コーナーソファ・カウチソファで気をつけることはありますか?

置ける向きが決まることです。右に足を伸ばす形を選べば、その部屋では右にしか置けません。引っ越しや模様替えのたびに困ります。

また、占める広さの割に並んで座れる人数は増えません。足を伸ばす部分は着席場所にならないためです。

ソファに座ると腰が痛くなります。硬いほうがよいのでしょうか?

柔らかすぎると深く沈み、骨盤が後ろに倒れて背中が丸まります。この姿勢が腰に負担を集めます。

沈み込みの浅いソファのほうが楽に座れることがあります。硬いことは、支えられていることでもあります。

床に近いソファは掃除しにくくありませんか?

床に直接置く形は、下に手も掃除機も入りません。脚があり、床とのあいだに手が入る高さがあればこの問題は起きません。

当社のソファは脚の高さが15cmあり、下に掃除機が入ります。

後悔しないソファの選び方を一つ挙げるとしたら何ですか?

座面が沈んだとき、そこだけを直せる作りかどうかです。

形の不満は住んでいるうちに慣れますが、まだ使えるのに捨てることには慣れません。骨格が無事でも、クッションや張り地を替えられない構造だと、全部を買い替えることになります。