流線が描く美の余白
職人の確かな手で仕上げる逸品
No.1801 欅一枚板

まるで木の流れが静かに語りかけてくるような佇まい。直線に整えられた側と、自然のままに残された曲線とが共存し、食卓の中心に穏やかな緊張感を生み出しています。対面する人の距離をほどよく保ちつつ、互いの時間が柔らかく交わる、そんな風景を叶えてくれる一枚です。

時を抱く輪郭に、金色の余韻が宿る


木を縦にカットし、現れる個性的な年輪

中央に浮かぶように広がる年輪が、長い歳月を内に秘めながら柔らかに輝きを放ちます。艶やかな欅特有の濃淡が生むリズムに、金彩の装飾やグラスの透明感がそっと調和し、空間の中に華やぎを添えてくれます。日々の食事が、自然に囲まれた祝福のような時間へと変わります。

波紋のように繰り返す年輪が、中央から左右へと広がる構図を生み、視線を引き込んで止みません。欅が育まれた風土と年月が刻み込まれ、木が生きていた証が、この一枚の中に脈々と息づいています。整いすぎない美しさが、空間に呼吸を与えてくれます。

明るくも深みのある飴色が、角度によって繊細な陰影を見せ、朝日やランプの灯りに優しく応えてくれます。木肌にはほのかな艶があり、柔らかな表情と凛とした印象とが交錯しながら、季節を問わず空間に温もりを添えます。

端にかけてわずかに傾斜を持たせた厚みが、圧迫感なく、豊かな量感を室内にもたらします。しっかりとした重みがあることで、空間に落ち着きと安心感が生まれ、長く寄り添える家具としての存在感が高まっています。

耳に沿って波打つラインは、職人の手が自然の造形をなぞるように削り出されたもの。あえて均しすぎず、木がもともと持っていた息遣いを残しています。触れたときの微かな凹凸には、人の手による温度が宿り、均一な製品にはない穏やかな心地よさが広がります。空間に“自然”を連れてくる力のある一枚です。

6人がゆったりと座れる幅と奥行きがありながら、食卓の中央にも料理や器を十分に置ける余裕があります。幅広いメニューが並ぶ食事の時間も、ひとつひとつの会話や動作が滞ることなく流れていきます。光の入る窓辺に置けば、自然と人が集まる中心になります。

ゆったりとした奥行きと程よい高さにより、家族での団らんの中心としても、来客を迎える場としても活躍します。本を開き、お茶を楽しみ、花を飾る──日々の何気ない行動が、自然と丁寧な時間へと変わっていきます。木の存在が空間に深みを与え、静かに豊かさを伝えます。

関連するワードを御入力頂くと関連する商品・新着情報や納品事例などを検索できます。
(検索ワード例:屋久杉、欅、ダイニングテーブル、ローテーブルなど)