木肌に宿る職人の呼吸
職人の確かな手で仕上げる逸品
No.1777 椨桜一枚板

穏やかに伸びる木目は、職人が何度も手をかけながら磨き上げた証です。自然の線をそのまま生かし、余計な装飾を加えずに仕上げることで、木そのものの温かみが空間に広がります。毎日の食卓に寄り添いながら、年月とともに深まる風合いを楽しめます。

流れる木目が描く優美な物語


木を縦にカットし、現れる個性的な年輪

一面に広がる木目は、まるで川の流れのように柔らかく、深い表情を宿しています。節や色の変化が自然の記憶を刻み込み、一つとして同じ模様はありません。触れたときに感じる心地よさが、日々の時間を豊かに包み込みます。

【 杢目・年輪 】
中央に浮かぶ節や、緩やかに揺れる木目は、この木が育った環境や歳月の積み重ねが生み出した模様です。陽の光や風、雨を受けながら形成された細やかな線が交わり、自然の美しさをそのまま映し出しています。

【 色合い 】
淡い飴色からやや深みのある褐色への移ろいが、落ち着きの中に優雅さを添えています。光の角度によって見え方が変わり、朝と夜では異なる表情を楽しめます。暮らしの中で少しずつ色が馴染み、愛着が増していきます。

【 天板の厚み 】
適度な厚みがもたらす存在感が、この一枚に安定感と温もりを与えています。重厚すぎず軽やかさも兼ね備えているため、空間に自然に溶け込みながらも、確かな存在を感じさせます。

【 耳・皮 】
側面には木が育ったままの曲線が残され、職人の手によって丁寧に研ぎ澄まされています。自然の揺らぎをそのまま形にした耳は、直線的な加工にはないやわらかな印象を与え、触れると滑らかな手触りが広がります。この曲線が、日常に自然の息吹を運び込みます。

【 機能性・使いやすさ 】
ゆったりとした幅が、家族や友人と囲む食事に心地よい距離感を生み出します。奥行きにも余裕があり、料理を並べても圧迫感がなく、会話や作業の場としても快適に使えます。4人が自然に向き合える広さが、暮らしの中心を温かく支えます。




【 鉋加工 】
杢目の流れに寄り添い、面を整える

この一枚は、鉋を使って少しずつ平らに仕上げています。ただ平らに削るのではなく、杢目の向きや年輪の重なりを読みながら、刃の角度を細かく調整。無理に削れば、美しい木肌も傷んでしまうため、あくまで丁寧に、慎重に。
面を整えるというより、木の声を聴きながら、自然な形を引き出すような作業です。
手の感覚と経験を頼りに、滑らかで心地よい一枚に整えていきます。







PRODUCT

木肌に宿る職人の呼吸

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