一生物の一枚板ダイニングテーブル
〜職人が教える本当に勧めたい一枚板 5選〜
一枚板ダイニングテーブルは一生もの家具と言われ、とても長い時間を共に過ごす家具です。
食卓で使うダイニングテーブルは、食器などで傷がついてしまうことが多く、
選ぶ素材によって使える期間が異なります。
職人が本当に勧めたい樹種の特徴やポイントをご紹介致します。
一枚板ダイニングテーブルは一生もの家具と言われ、とても長い時間を共に過ごす家具です。
食卓で使うダイニングテーブルは、食器などで傷がついてしまうことが多く、選ぶ素材によって使える期間が異なります。職人が本当に勧めたい樹種の特徴やポイントをご紹介致します。
職人おすすめ度 ★★★★★
欅(けやき)
日本を代表する国産の一枚板。ダイニングテーブルとして使うなら最もおすすめしたい一枚です。硬く高い耐久性能を持ち、食器など傷が入りづらい特徴を持ちます。またはっきりとした杢目は、一枚板最大の魅力で唯一無二の自然を感じさせてくれます。同じ欅でも板によって、様々な色合い・杢目・形・耳があるので、欅に絞って探してもいいかもしれません。
杢目の美しさ・耐久性能どれをとっても文句の無い樹種で、今も昔も圧倒的な人気を誇るおすすめしたい素材第一位です。
職人おすすめ度 ★★★★
屋久杉(やくすぎ)
第2位は屋久杉。こちらはなんとも言っても圧倒的な杢目と希少価値が魅力の素材です。屋久杉は1993年に世界遺産に認定されたことをきっかけに伐採に制限が設けられました。2001年には、完全に伐採禁止となり、2019年を持って国有林の搬出は終了致しました。つまり、屋久杉の丸太が木材として市場に出回ることがなくなったということです。現在は、倒木してしまった屋久杉か2001年以前に伐採された屋久杉のいずれかのみとなります。
今後さらに希少価値があがるとされる屋久杉は、職人にとっても魅力的で価値のある素材です。
職人おすすめ度 ★★★★
楠(くす)
続いてご紹介するのは、楠の一枚板です。楠一枚板の最大の特徴は、特有の爽やかな匂いとモダンで高級感ある雰囲気を醸し出す色味です。
楠の持つ特有の匂いは、「アロマ」や「防虫」に使われる人にとても優しい特徴を持ちます。家族が集まって食事をしたくなるそんな一枚板ダイニングテーブルです。
また、特徴的な色味も魅力の一つです。落ち着いた色味は、モダンなお部屋をより一層引き立て高級感ある洗練された雰囲気を演出してくれます。
人に優しいかつ高級感ある上品な雰囲気の楠が職人が選ぶ素材、第3位です。